前回は「楽天->ヤフーストアコンバーター」を使って楽天市場CSVをヤフー・ショッピング用のCSVに加工しました。
この状態では、ほとんどの場合、アップロードしてもエラーが出て登録することは出来ません。
ここで手作業にて変更を行う箇所を挙げてみたいと思います。
・商品説明などで使っている画像のリンク
・商品説明などで用いているリンク
・ヤフー・ショッピングの各項目に合わせた文字数や文字の制約など
・送料区分や配送日程の設定
これら楽天市場で設定をしていたものを、ヤフー・ショッピングの設定で動くように確認や適宜、編集を行う必要があります。
目次
編集作業の流れ
効率よく編集するには大きく分けて2つの工程があります。
1:一括で大量の語句を置換する方法
一括で置き換えは出来る限り楽天->ヤフーストアコンバーターを使う
↓
こちらで直せないものを、ローカルにファイルを持ってきて修正します。
2:手作業で商品ごとに見極めて編集する方法
微妙な文字数オーバーなどは実際にアップロードしないと分からないです。
その際はトライ・アンド・エラーで実際にアップしてみてエラーの出たところを
手作業で直していきます。
この2種類の編集作業を経てヤフー・ショッピング用のCSVを仕上げていくことになります。
編集作業に必要なもの
・楽天->ヤフーストアコンバーターのアカウント(前回使ったものを使用します。)
・テキストエディタ(今回は秀丸エディタを使用します。)
・Microsoft Access(筆者はMicrosoft Office Access 2003)
・Microsoft Excel (筆者はMicrosoft Office Excel 2003)
以上のツールを活用します。
ヤフー・ショッピング用CSVへの加工作業
ストアコンバーターのメインメニューより「一括編集」ボタンをクリックします。
ストアコンバーターでは
・商品名
・パス
・キャッチコピー
・商品説明
・商品情報
・フリースペース1
・スマートフォン用フリースペース
についての、「追加」、「削除」、「置換」を行うことが出来ます。
楽天市場CSVの内容のほとんどはこちらで編集いたします。
全商品一括編集 削除
楽天では商品名にタグを入れることが出来たので改行タグを入れて使っている場合があります。
そういった場合は<BR>を一括で削除してしまいましょう。
1:一括変換する項目を選んでくださいのプルダウンメニューで「商品名」を選択
2:一括処理の方法を「削除」にチェック
3:編集対象の文字列を入力して下さいの「対象文字列」のテキストエリアに「<BR>」を入力します
※実際は半角英数字で入れます。
4:最後に「変換」をクリックします。
変換後の結果が下に表示されます。
同じように、【あす楽対応商品】などの楽天で使っていた名称などをどんどん削除していきましょう。
その他、スマートフォン用フリースペースでは、ヤフー・ショッピングでは使えないタグなどを削除します。
特に<font>は使えないので一括で削除します。
全商品一括編集 置換
ヤフー・ショッピングのデータにするために必要な文字やリンクの置き換えを行います。
置き換えが必要な項目は以下の通りです。
・商品名や商品説明に使われている「楽天」などの文字を「ヤフー・ショッピング」に置き換える場合
・商品と画像のリンクの置換え
以上の該当の項目を置換えたら、次はローカルでの作業になります。
楽天市場からヤフー・ショッピングにCSVを使って移行する方法【CSVファイルの編集編 ローカルでの編集方法】を参考にして下さい。