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Microsoft Access と エディタでの編集作業
ストアコンバータでの変換作業は非常に簡易的なものになります。(もしかした、やり方はあるのかもしれませんが、私は見つけられませんでした。)
楽天では使用できたタグを別のものに置き換えたりする作業などは「置換」機能を使って一気に編集します。
しかしながら、Microsoft Accessは簡単な置換作業をするのにあまり向いていません。そこで、エディタを使用して置換作業を行います。
秀丸エディタについて
CSVファイルの編集はAccessを使って行うことも出来ますが、作業効率の上でテキストエディタを使うとより作業効率をあげることができます。
エディタとは
テキストエディタ(英語: text editor)とはコンピュータで文字情報(テキスト)のみのファイル、すなわちテキストファイルを作成、編集、保存するためのソフトウェア(プログラム)である。一般的に、文字情報の入力、削除、コピー、貼り付け、検索、置換、整形などの機能を備えている。Windowsのメモ帳や、macOSのテキストエディット、UNIXのvi、Emacsなど、多くのオペレーティングシステム (OS) やデスクトップ環境に最初から装備されている。
Windowsには標準で「メモ帳」がついてます。こちらでも作業をすることは可能ですが、置換機能などについては簡易的なものにとどまります。
Wikipediaより
秀丸エディタは、Windows98/Me/2000/XP/Vista/7/8/8.1/10 上で動作するテキストエディタです。
引用は上記Webサイトより
秀まるおのホームページ
エディタでのCSVファイルの編集について
一気に編集することもできますが、ここでは項目ごとに編集する方法をご紹介します。
項目ごとに編集するほうが間違うリスクが少なくできます。また、失敗してももとに戻すのが楽です。
流れとしては
以上となります。
Accessのテーブルから項目をコピーする
Accessのテーブルの編集したい項目の箇所(一番上)をクリックして反転させます。これで上から下まで選択された状態になります。
秀丸エディタの画面をアクティブにして右クリック→貼り付け
データがキレイに縦に並んで貼付けされていると思います。
これの繰り返しとなります。
データ編集作業-置換
次に、楽天市場のデータを加工していきます。
ヤフーショッピングでHTMLタグが使えない項目を流し込む場合、タグを全部削除する必要があります。
一番わかり易いのは、手作業で<br>などのタグをチマチマ消す方法ですが、そんなことしていたらいくら時間があっても足りません。
そこで、置換機能を使って編集していきます。
例:headlineから<BR>を削除する場合
このようにheadlineに<BR>などがあって削除する場合を例に説明します。
メニューの中から 検索(S)→置換(R)をクリック。または、ショートカットキーはctrl + r ※rはreplaceのrと覚えるといいです。
検索の右に置換えたい文字、置換の右に何と置換えたいかを入力。今回は削除なので、何も入力しません。一斉削除は何も入力しないとできます。
これでheadlineから<br>が全部消えました。
他にも【あす楽対応】などを消したい場合は、検索のところに【あす楽対応】と入力し、置換のところに何も入力しないと一発で消せます。
置き換えについては詳しく説明します。
秀丸エディタからAccessに貼り付ける
編集が終わったら、全選択→コピーしてAccessに貼り付けます。
貼り付けたいAccessのテーブルの上で、右クリック→貼り付けでOKです。
秀丸エディタにAccessから貼り付けた時に、1行目に項目の名前が入っています。
これを参照して貼り付ける位置が決まります。
ですので、最上段に項目が無いとうまく貼り付けができませんのでご注意ください。
1行が一つのデータになります。改行が入ってしまいますとデータがずれてしまいます。